第4話「この子は障害児?33」〜自閉症スペクトラム〜
第4話「この子は障害児?33」〜自閉症スペクトラム〜
2023.01.07
第4話「この子は障害児?33」〜自閉症スペクトラム〜
続く
彼女が比較的この短時間で持ち直したのは何故か。
それは「お家じゃない場所」で「最も信頼できる他人、山原先生と一緒」で「同じ空間に最も甘えられる存在のお母さんがいなかった」からです。
なので彼女なりの理性と「切り替えよう」という気持ちによるものですね
お家で起こったら数時間規模の癇癪になるような出来事も、学校ではさほど引きずらなかった…みたいな事って経験されてる方も多いと思います。それと同じ現象ですね。
あと「負けるなは酷だと思う」「モヤっとする」という方もいると思いますが、思う存分引っかかってください。
これは若くて経験も思慮も浅い山原が
女の子の前で坂谷を怒鳴りそうになるのを必死に堪えながら
絞り出した言葉です。
10年後には別の言葉を伝えるかもしれませんし、高野先生なら違う言葉でしょう。
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