障害児達の就職〜採用の決め手〜
過去記事参照
「障害児の人生ってどうなるの?」
私はよく「情緒!情緒!情緒!」「生活リズム!生活リズム!」と騒ぎがちなのですが
安定した情緒で、規則正しい生活リズムを送れることが
実は一番の強みだと思っています。
だから正直、発達障害や知的障がいがありながら
普通高校や一般大学に何とか入れこんで
何とか卒業させたとしても
メンタルを患って昼夜逆転生活になってしまったら
働けないのです。
また、満員電車で衝動的に痴漢をする人
コンビニで万引きをする人は
もちろん一人で通勤させられません。
このように
知的な能力が高かったとしても
朝起きれない、行き渋りが強い、問題行動が多い・・となると
障害者施設での作業や就労(製菓、軽作業など)となるので
自立は難しい。
昔、研修の一環として
パンを作る作業場に行ったら
まあこれが意外に「パン作りむずかし!利用者の人達うまいな〜!」となったのですが
賃金は月に数千円だと言ってました。
金額が全てではありませんし
企業就労が必ずしもハッピーな結果をもたらす訳ではないのですが
安定した情緒と生活リズムを獲得できれば
通える場所は増えるし、自立への可能性も出てくるので
大事にしてほしいなあと思います。
ま〜それが一番難しいんですけどね!
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