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障害児対応できる先生が少なすぎ問題。

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障害児対応できる先生が少なすぎ問題。

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〜おまけ〜
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大学や専門学校などで

保育士を取るために必要な実習は
保育所で1ヶ月、児童施設で2週間。
(※ちなみに児童施設とは、養護施設、母子生活支援センター、障害者施設など、色々な種類があるうちのどれか1つなので、障害児に関わらないパターンもある。)

幼稚園教員を取るために必要な実習は、幼稚園で一ヶ月。

小学校教員を取るためには学校で一ヶ月、支援学校で1週間。
(※支援学校の実習は、内容を聞くとボランティアレベルの参加なのかな?という感じ。)

 

私が学生の頃は大体こんな感じでした。
もしかしたら学校によって多少違うのかもですし、今の時代でもまた違うのかも。
違っていたらごめんなさい。

というわけで「障害児に関する教育」が圧倒的に少ないんです。

実習も少なければ、 講義も少なかった。
必修科目で障害児の授業あったっけ・・・?というレベルに少なかったです。
発達学はあったけど・・・障害児の対応に特化した必修科目なんてなかった気がします。

強いて言えば「気になる子への対応」とかの話はあったけど
実践的ではなかったな・・・。
そんなんで解決したら障害児じゃねーよレベルの話。

学校や幼保の先生たちがそんな感じに「障害児って正直よくわからん」みたいな状態なので
知的に遅れがないタイプの障害児や
行動がややこしいタイプの障害児、問題行動が強いタイプの子の対応を
みんなで間違えまくって

不登校や精神症状、自己肯定感の低下など
こどもの将来に影響が出るような状態にさせてしまった事例も少なくありません。
(先生だけのせいという訳ではもちろんなくて、色々な要素が絡んでの話ではあるのですが・・)

というか障害児の対応ができれば
障害がなくてもちょっと難しい気質の子の対応もできるし
みんなが暮らしやすい環境が分かってくるから
絶対学んだ方がいいです。

でも先生たちも本当に大変なんですよね。

クラスの障害児にマンツーで対応したいと思っても人数がいない
対応できる人が限られていて現場が回らない
親の要望が多くて頭を抱えている
1日の長い時間をずっと一緒に過ごし、かつ集団についていかせないと・・という焦りもある。

限られた時間を
十分な人数と知識経験がある人達とで行う療育と

色々な子がたくさんいる集団で
他の子の集団の保障もしながら、障害児対応を長い時間行う保育と

障害児対応の質に差が出て当たり前だと思います。 (というか出なきゃならない)

でももう少し
障害児対応ができる人が増えたら良いのになあ。

先生発達
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